
Kore.ai ダイアログビルダーを利用して、ビジネスユーザーだけでなく開発者もコンテキストを意識したリッチ メッセージング、エンタープライズ向けの会話フローをコーディングなしで構築することができます。Kore.ai ダイアログビルダーは効率的にビジネスユーザーから複雑さを取り除き、開発者には、バックエンドシステムと相互作用してビジネスロジックを実行することができる、より複雑でダイナミックなフローを定義するための多くのオプションを提供します。
エンタープライズ向けのチャットボット ダイアログビルダーについて
複雑で人間味のある会話を構築する
Kore.ai ダイアログビルダーは、デジタルチャネルや音声チャネル向けの会話チャットボットを開発する際にも、エンタープライズのあらゆる要件を満たします。
Kore.ai ダイアログビルダーの主な機能
ビジュアル モデリング
豊富なノードセットをサポートする直感的なドラッグ&ドロップツールでユーザーとボット間の会話をモデリングします。
割り込みの管理
ダイアログビルダーは、フロー内での割り込みがいつどこで (任意のノードや特定のノードで) 発生しそうかを開発者が指定できるようにし、会話の動作を処理するための複数のオプションを提供します。
API オーケストレーション
ダイアログビルダーは、サービス URL、認証メカニズム、ヘッダー、ペイロード、呼び出しタイプ(同期または非同期)などをカスタマイズすることで、開発者がバックエンド システムと対話できるよう組み込みのサービスノードを会話フローの一部として使用することを可能にします。異なる認証メカニズムに必要な会話体験のための組み込みサポートを提供します。
カスタム ロジック
開発者は、メッセージノード、確認ノード、エンティティ プロンプト、エラー プロンプト、おしゃべりなどでカスタム JavaScript を記述してデフォルトの動作を上書きすることができ、ボットレベルの再利用可能な JavaScript ライブラリを活用することも可能です。すべてのカスタムコードはセキュアに実行され、悪意のあるコードから保護されます。
コンポーネントの再利用性
以前に開発されたチャットボット コンポーネント (ノード) を再利用したり、既存のコンポーネントを修正したりできます。特定のタスク用にコンポーネントが構築された場合、プラットフォームはそれを他のタスクでも再利用できるようにし、インスタンス固有のプロパティを選択してオーバーライドする機能を備えています。
通知の設定
ダイアログビルダーは、会話フローの実行中にユーザーへの通知を動的に設定することができます。たとえば、ある注文が予約されると、ボットは注文した商品が届くまで注文に関する更新情報をユーザーに通知します。

IVR 機能
ダイアログビルダーの会話フローは、VXML の生成をネイティブにサポートしています。文法タグ、音声プロンプト、タイムアウト プロンプト、リトライ プロンプト、ノーマッチ プロンプト、エージェント転送のサポートなど、開発者は IVR に必要なすべての構成要素を設定することができます。
従来の IVR と新時代の会話型 IVR の両方をサポートしています。
リアルタイムでの会話のデバッグとトレース
組み込みのトレースおよびデバッグ機能で、開発の各段階でダイアログをリアルタイムでテストできます。
- いつでも会話やデバッグ ログを確認できます。
- ボットとのチャット中に JSON リクエストおよび応答を表示できます。
- すべてのノードでキャプチャされたコンテキストおよびセッション変数を表示できます。
リッチ メッセージ
30 以上のチャネルでサポートされているテンプレートに適したメッセージを自動的にレンダリングします。ビジネスアナリスト / 開発者は、任意でチャネル固有のメッセージをカスタマイズすることができます。
サブインテントおよびリンクされたダイアログ
会話フローは、ダイアログビルダーを使ってサブインテントや他の会話フローを呼び出すように構築することができます。ダイアログビルダーで開発者が定義した設定に基づいて、これらのフロー内でコンテキストデータをやりとりすることができます。
エージェントへの転送
ダイアログビルダーを使って、開発者は次のような場合に人間のエージェントに会話を引き継ぐよう設定することができます。
- インテントが特定されていない
- ユーザーが人間のエージェントとのチャットを要求している
- ネガティブなセンチメント (感情)
- 優先度の高い顧客である、などのビジネスルール
リッチで自然な会話体験を作り出すには
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