カイル・ウィガーズ(VentureBeat
2021年10月5日 企業アプリケーション向けに設計されたコード不要の自動化プラットフォームであるKore.aiは本日、Vistara GrowthとPNCが主導し、Next Equity Partners、Nicola Wealth、Beedie Capitalが参加するシリーズCラウンドで5000万ドルを調達し、Sterling National Bankから2000万ドルの借入を行ったと発表した。共同設立者兼CEOのラジ・コネル氏によると、今回の資金調達により、Kore社は現在までに総額1億ドル以上を調達しており、新しい製品機能の開発と同時に、従業員の拡大に充てられる予定である。
2015年には、自動化技術をすでに使用しているか、近い将来に使用すると回答した組織はわずか10%だった。2019年になると、この数字は37%に上昇した。つまり、3社に1社以上の組織がAIを利用しているか、利用する予定があるということだ。
実際、2019年のセールスフォースの調査によると、営業チームの4人に1人が現在、日常業務でAIを活用している。また、別の情報源によると、マーケティング・営業部門の10人に4人がAIを導入した後、収益が最大5%増加したという。
フロリダ州オーランドを拠点とするKoreは2013年に設立され、「専用に構築された」「ドメイン訓練された」チャットボットを含む、社内および顧客向けのワークフロー自動化ツールを提供している。Koreの会話型音声およびテキストアシスタントは、ナレッジデータベースやITサポートマニュアルなどの検索ツールを提供しながら、問い合わせに応答し、質問をそらす。
「Koreは、市場をリードするテクノロジーへの大胆な投資を続けています。このテクノロジーによって、企業は顧客との新たな関わり方を発見し、卓越した会話体験を通じて企業全体のコラボレーションを確保することができます」とKoneru氏は以前のプレスリリースで述べている。