Voicebot.ai、ERIC HAL SCHWARTZ 記
2021年10月7日 会話型AIの新興企業Kore.aiは、Vistara GrowthとPNCが主導するシリーズC資金調達ラウンドで7000万ドルを調達し、さらにSterling National Bankからデビュー資金として2000万ドルを調達した。Koreは、カスタマーサービスやその他のインタラクションのために音声やテキストベースのバーチャルアシスタントを作成、テスト、リリースするプラットフォームを提供しており、同社によると10億回以上のインタラクション実績がある。
Koreは、SmartAssistと呼ばれるバーチャルアシスタントとモニタリング設定を統合したコンタクトセンター、BankAssistと呼ばれるリテールバンキング中心のバーチャルアシスタントを発表した。同社はAT&T、eBay、PNCといった大手ブランドを顧客としているが、今回のKoreによる資金調達額は3倍となる約1億ドルに達した。Koreは、2014年にサービスを開始して以来、1億人以上の消費者に利用され、顧客は5億ドル以上を節約したと主張している。新資本はKoreのサービスに対する需要の加速度的な高まりに対応するため、Koreの事業の急成長と機能開発に充てられると、会話AIプラットフォーム市場の年間成長率が75%に達するというガートナーの予測を引用した。
Kore.aiのラジ・コネル最高経営責任者(CEO)は声明で、「顧客の期待は高まり続けており、当社の顧客が当社の最高の会話AIベースのXOプラットフォームを使って提供するような世界クラスの体験をますます期待するようになっている」と述べた。「このような強力な財務戦略パートナーを投資家として迎えることができ、私たちは非常に感激している。このようなパートナーは、私たちの顧客がみごとな結果をもたらす画期的な会話型AI体験を提供できるようにすることによって私たちが市場で飛躍的な成長を続けるための指針となってくれる」